生パスタバカの店

生パスタバカの店

ランチはイタリアンをサクッと食べたり、子連れでイタリアンのファミレスに行ったりもします。そうかとおもえば、デヴィ夫人がいそうなラグジュアリーな空間で、ソムリエが「このお料理には、大地の力強い味わいのこちらのワインとのマリアージュがオススメです。」など、料理に合うワインを紹介してくれる高級イタリアンもあります。

自宅でパスタをお湯でゆがいて、冷蔵庫の中にある食材でちゃちゃちゃちゃーーーーっとあえてしまう料理でも、確かにパスタです。家庭料理で使うパスタは、スーパーマーケットで売られている乾麺ですが、パスタにもいろいろな種類があるのでお気に入りのパスタを常にストックされているご家庭も多くあります。本格的なイタリアンのお店でも、そしてホテルのレストランでもパスタ麺の主流は乾麺です。

「生麺」のパスタを出すレストランの場合には「生パスタ専門」というように、乾麺ではないことをアピールします。本格的イタリアン店でも、メニューの中に生パスタや自家製手打ちパスタがあれば、メニューに「自家製パスタ」や「生パスタ」といようにお客さんが分かるように表記しています。乾麺のパスタとは違って、生だからこその独特の食感がやみつきになると生パスタブームをつくったお店が赤坂サカスの前にありました!

赤坂 パストディオ

生パスタブームの火付け役となったお店は、赤坂サカス前のパストディオです。残念ながら閉店してしまいましたが、生パスタといえばここだ。というほどにマスコミにもとりあげられていて、モチッとした独自の食感を持つ生パスタに注目が集まりました。普通のパスタとは一味違った歯ごたえに、一度食べたらすっかり生パスタの魅了にはまってしまうほど、今までのパスタの概念が覆される美味しさです。

ユニークなメニュー

アイドルの総選挙ではありませんが、パストディオで【生パスタ総選挙】なるものを企画した際に第一位を獲得したパスタは『天使のカルボナーラ』です。他にもメニューのネーミングがとってもユニークなのが、パステディオらしいといえばらしいお店です。看板に『生パスタ バカ』と書いているだけの事はあります。いいじゃないですか!バカなまでにひたすらに、生パスタを愛するという魂が伝わってきます。あの名作「空手バカ一代」のような感じがプンプンしてきちゃいます。

大山倍達の「空手バカ一代」まさにそのまま、空手だけに邁進する姿がまさに愚直なまでに空手のことだけを考えて、牛と戦ったり。普通は牛と戦わないよ。と思うところを、なんといっても空手バカだから牛と真剣勝負!おまけに見事なまでに勝利を収める。これぞ空手バカだからこそなせること。バカを極めることの素晴らしいさを「空手バカ一代」は教えてくれる素晴らしい名作です。こんなバカなことしないよ、と思ってしまうからこそ普通で終わる。「バカ」がつくほど、空手のことを考え空手のためだけに生きる姿。

そんな「バカ」が付くほど、生パスタのことを愛して愛してやまないというのが『生パスタ バカ』と書かれている看板から溢れ出てくるのを感じます。どれだけバカがつくほど生パスタを愛してやまないのか。これは生パスタメニューのユニークさも感じ取れます。生パスタにマッチングするソースです。生パスタの秘める無限の可能性を感じます!!!生パスタにマッチングする、規定概念つまりごく今までの当たり前のメニューではなくさらにそこから進化させたものを提供したい!!!という思いがメニュー内容から感じます。

天使のカルボナーラ

カルボナーラはパスタの定番中の定番メニューのひとつですよね。私も大好きです。今日はなんかこってりしたソースのパスタが食べたいな。という時には、迷わずカルボナーラにします。こってりの濃厚クリームを予想していたら、あれれこれあっさりじゃん。とガッカリしてしまうことが多いのも、このカルボナーラに多いのもこれまた事実。

奥のふか~いメニューなんだと思います。濃厚すぎるのも嫌がる人もいるし、こってりとガツンとくるものこそが最高のカルボナーラだという人もいます。食べる側の好みで、物足りなさを感じたりするカルボナーラだけに定番のメニューとはいえども、定番だからこそその店の「味」が出てきます。

「天使のカルボナーラ」は生パスタ総選挙で第一位を獲得したその理由は、こよなくチーズを愛する人からの支持ではないでしょうか?!チーズが好きで好きでたまらない。おまけにチーズとのマッチングが生パスタだかこそのもっちりとしたパスタに、チーズがからむからむ。むふふふふふ。とチーズと生パスタのからみつきは、もうこれぞ最強!だと思わずガッツポーズをとりたくなってしまいます。

はチーズファンなら、がっつり鼻血がでそうなぐらいチーズチーズそしてチーーーーーズ♪ なんでも5種類のチーズが使われていて、そのうちの1種類は最後に目の前でチーズを目の前でおろしてくれるので、削りたてのチーズの風味が広がります。

パルミジャーノ・レッジャーノはやっぱりおろしたてが風味が広がるから美味しい♪ 鰹節も削りたてが美味しいように、パルミジャーノ・レッジャーノも削りたてに限ります。チーズ5種類が交じり合いながら、それぞれのチーズがそれぞれのチーズの良さを引き出す。これぞ天使のハーモニーを聞いているかのような気持ちになるので、「天使の」が普通のカルボナーラとの違いを明確にしています。

カルボナーラは生クリームを使いますが、「天使のカルボナーラ」は生クリームよりも、徹底的にチーズチーズそしてちーーーーーーーず!と、サッカーの実況みたいな感じでチーーーーーーズ!!!なのでチーズ好きは、生パスタのもっちりした食感にチーーーズが絡んで、いぃーーーーーんですっ。と、口に入れると思わず不敵な笑みがこぼれてしまいます。メニューに魔法のソースがプラス料金で提示されているので、この魔法のソースはなんぞや?? これは豚骨とんこつラーメンに多い秘伝のタレのようなものなのか、気になります。

「天使のカルボナーラ」に合う魔法のソースの正体は、緑の魔術師ジェノベーゼです。ジェノベーゼこれも合うに決まっています。最初はパルミジャーノ・レッジャーノをおろしたてなので、チーズそのものの味わいと生パスタの絡みつきを楽しみます。そしてさらにお口のなかが、ちょっとモタッとまとわりつきが、ちょっと重たくなってきたな。と思ったら、ガリガリガリッとミルで挽きながらブラックペッパーを天使のカルボナーラに追加します。

挽きたてのブラックペッパーを追加することで、飽和状態になっているチーズがブラッペッパーによって味わいがピリッとしまります。ピリッと味をしめたいからといって、タバスコを使ってはいけません!タバスコを使ってしまうと、あーーなんてこった。とせっかくの美味しい5種類のチーズの絡み合いのバランスが崩壊してしまいます。バランス崩壊させることなく、それどころか味を際立たせるのにベストマッチは、挽きたてのブラックペッパーで決まります。

ブラッペッパーで味をグッと引き締めた後に、さらなるカルボナーラの進化を求めるなら「魔法のソース」つまりジェノベーゼをたらららららぁ~~とグルッとお皿に一回りしてみましょう。ジェノベーゼソースが、チーズ5種類と絡みあって見た目もグリーンの爽やかなのはもちんですが、味もオリーブオイルだけではなくジェノベーゼのフレッシュバジルの味わいが加わりチーズのコクと爽やかなバジルで、フレッシュで軽やかな味わいに変化します。

そして「天使のカルボナーラ」もそうですが、カルボナーラを食べるときに大事なことは『スピード』です。おしゃべりに夢中になっていると、せっかくのパスタとカルボナーラソースの絡みのマッチングが10対10の均衡なバランスが崩れてしまいます。時間の経過で、どんどんとソースとの絡みは悪くなりソースはソースとして主張してきてしまいます。カルボナーラを食べるときには、真剣勝負する気持ちでお皿に向き合いましょう。

まず最初は純粋にパスタとソースのマリアージュを楽しみ、ちょっとソースのほうが重たくなってきたな。と感じたら、ミルでブラックペッパーを挽いて味をグッとしめていただく。そして残り3分の1ぐらいになり濃厚なソースからちょっと爽やかな味を欲したら、ジェノベーゼを投入する。「カルボナーラ」は味の変化を楽しめるのも、楽しみの一つです!

半熟玉子のカルボナーラ

さぁさぁこちらもメニューに載っているカルボナーラであります。「半熟玉子のカルボナーラ」であります。「半熟」とかいているだけのことはあって、もちろん半熟玉子が乗っています。半熟玉子のカルボナーラのソースも、シャバシャバ系のさらっとしたスープのようなソースではないので、もちろん生パスタと豪快に絡んでくれます。おまけに半熟玉子も乗っているので、半熟玉子にプスッと切れ目を入れれば、半熟玉子の中から黄色の黄身がどどどどどどぉーーっと溢れでてきます。

ソースそのものにしっかりとお味が付いていますが、その理由はまるでラーメンスープを取るように、手間がかけられています。スープは牛骨をコトコトと煮込みますが、牛骨と一緒に香味野菜も入っているので余分な臭みなどは一切感じることはありません。丁寧に丁寧に牛の骨からたっぷりとそしてしっかりと味が染み出た味わいに、香味野菜がいい感じで溶け込みまさにフュージョン!!!

半熟玉子をいったいいつブスリと、ださせるのがベストなのか。。その辺が難しいところですが、やはり半熟玉子をいきなりしょっぱなから、崩してしまうと半熟玉子の濃厚な味わいがソースに盛っていかれてしまいますね。ですからやはり最初は、「天使のカルボナーラ」と同じように最初はソース&生パスタのからみを存分に堪能することから始めましょう~

生パスタにこれでもか、これでもか!!!とソースがしっかりと絡み付いてくるのを、楽しみましょう。3日間かけてしっかりと旨みを出させるために、時間をかけてつくられたソースの味わいと生パスタならではの、ガツンとした小麦の味と風味。生パスタとのソースのマリアージュを楽しんだ後に、半熟玉子にプスリと半熟をどどどどと流れさすほうがいいですね。

半熟玉子に入ることに、ソースとのからみがおやおや最初の頃とは違うじゃないの。と思った頃に、ブスリがベストな状態の半熟玉子の出番になります。そしてここでも「天使のカルボナーラ」と同じく、タバスコ的な辛さを求めてはいけません。そもそも半熟玉子やカルボナーラに、タバスコ的な辛さはマリアージュではなくディヴォースになってしまいますので、もう少し味をギュッとしめたいときには、やはりミルで挽いた荒挽きペッパーがベストマッチングです。

半熟玉子のカルボナーラを食べていると、カルボナーラに入っているパンチェッタに出くわすでしょう。ある程度の厚みがあればこそ、口の中で噛んだ時にパンチェッタの旨みが口の中に広がってきます。これがもう、最高にうまい~~~~!!!!

焦ることなくじっくりと時間をかけて煮込まれたスープには、牛骨がしっかりとブイヨンとして出ているところに、更なる味の深みをだすのがコロンとしっかり大きめにカッティングされているパンチェッタ。そもそもパンチェッタは塩気が強くそして旨みがギュギュギュと濃縮されている食材なだけに、一口噛むとジュワーと旨みを出てくるので、ある程度歯ごたえのある大きさのカッティングがベストです!たまに小さくカッティングされているものもありますが、おーーー!なんてこったい!せっかくの味わいがなくなってしまうじゃないの。そうなるとまさに、厚切りジェイソンになりますね。 

【 WHY!!JAPANESE PEOPLE !!!! せっかくのおいしいパンチェッタを薄く切ったら だめじゃないかぁーーーー!! 以上!! 】